さて、まず初めに一言。
京アニめ、やってくれたな! ええ、もう、それは見事にしてやられましたよ。 さて、今回の話は、朋也が渚の死、そしてその遺産「汐」に向き合う回でした。 序盤は、やはりピリピリとして、父親らしいとはいえない朋也でしたが、中盤、汐におもちゃを買い与えた辺りからどんどん動き出しました。 しかし、それでも向き合うにはまだ足りない。 汐に渚のことを訊かれ、朋也は口をつぐんでしまいました。 そして翌日、ひまわり畑へ。 嬉しそうにする汐を見て、朋也はこれだけでもつれてきた甲斐があったと、内心安堵したようです。 ですがこの花畑。 朋也の過去にも密接に関連していた場所でした。 この土地は、昔父親と一緒にきた場所だったのです。 朋也は、記憶をたどり、進んでいきます。 その先にいたのは、祖母である岡崎史乃でした。 祖母から父親が懸命に息子を育てたことを聞かされた朋也は、気づいたのです。間違っていたのは、自分なんだと。 祖母はいいます。 ここは、直幸が妻を失って、それでも朋也を一人で育てていくと決めた、スタート地点だと。 幸か不幸か、まったく父親と同じ状況だった朋也は、同時に気づきました。 ここは、自分にとってもスタート地点であると。 渚の死に、向かい合うべきだと。 そして、汐を受け入れるべきだと。 花畑に戻ると、汐は失くしたロボット(朋也が駅の売店で買ったもの)を未だに探していました。 朋也は、また買ってやるから諦めろと諭しましたが、汐は首を振ります。 パパが初めて買ってくれたものだもん。 (このあたりで涙腺崩壊しましたw) パパ。 五年間、ずっとほったらかしにしておいた自分を、パパと呼ぶ汐。 朋也は、心から悔いたことでしょう。 汐に謝り、一緒にいてほしいと頼む朋也。 汐は頷き、そして嗚咽します。 朋也は、泣いていいといいますが、汐は、 泣いていいのは、トイレとパパの胸の中だけだって(by早苗さん) 汐は朋也に飛びつき、声を上げて泣き、朋也も、この五年間の悔いを涙にします。 それを優しく見守る祖母。 今この瞬間、かつて新しく、そして辛い日々を始めた父親と同じ場所に、確実に朋也はいました。 あの日の父がそうだったように。 朋也は、前を向いて、進み始めたのです。 帰り道、朋也は汐に渚の話をしてあげることにしました。 一度はできなかったものが、今ならばできる。 それは、過去を振り切って、前を向いた結果です。 そして、渚の話をしている途中、朋也は涙を流してしまいます。 たぶん、この五年間で、朋也は初めて泣いたのだと思います。 渚の死を、受け入れたことで、悲しさがこみ上げてしまったのでしょう。 それでも、それは未来へ繋がる涙です。 朋也は、渚の話を続け、汐に聞かせました。 こうして父子は、だんだん五年間という長い時間を取り戻していく。 第十九話「大地の果て」Fin
さて、かなり語ってしまいましたね。
いや、この回で涙腺が崩壊してしまいましてね。 今までアニメでは泣かなかったのにorz この回が始めてでした。 それなのでとりあえずあらすじだけでも――と思いきや、そういうわけにもいかなかったようです。 長くなりましてサーセンw 他のブログさんとかだと写真つきでやられているんで大層わかりやすいと思うんですが、私はそういう技術がないので言葉だけでorz なお、朋也たちの言葉は、一部書き換えております。私なりの感想を取り入れてるので、その辺はご了承を。 さて、今回ですが、初めてリアルタイムでクラナドを見ませんでした。 寝てしまったんですorz めちゃくちゃ悔しいです。まさかこんなにいい感じになるとは……っ。 この話で、また一つ山場を越えたわけですが、これからラストに向けてスパートですかね。 自分自身に向き合い、前を向くことができた朋也が、これからどうやって変わっていくのか。五年間という時間を取り戻し、さらに自分たちの時間をどうやって重ねていくのか。 その点が来週の見所だと私は思います。 しかしあれですよねー。 毎週毎週、語り口調変えてる私はどうなんでしょうかねー。 なんかそのときの気分によって変わっちまうんです。サーセンw それと、曾祖母の登場で改めて思いましたが、 古河一家ならびに朋也は、結婚早いですよね。 秋生と早苗さんも20代前半でしょうし(憶測ですが)、朋也も二十歳でしたよね、結婚。 まあ、若くなかったら朋也が成長できませんからね。 CLANNADは朋也が成長する話だと思うので(もちろんリトバスとはまた違った意味で)。 うおっと……。追記も長くなってしまうとはorz 最後になりますが、この話を見る前に、アナザーストーリー「光見守る坂道で」で登場する汐編『町の思い』を読んだのは間違いでした。 これ読んで涙腺崩壊が促進されましたね。間違いなく。 さて、そんなどうでもいい言い訳でさらに長くなってしまったわけですが、この辺りでおいとますることにします。 とりあえず上のあらすじっぽいものはノリで書いただけなので、実際には自分で見て感動するのがいいですよね。 今後も「CLANNAD~AFTER STORY~」から目が離せません!! スポンサーサイト
テーマ:CLANNAD -AFTER STORY- - ジャンル:アニメ・コミック |
いやぁ・・・もう今回は文句無しで良い回だったと思います。
見所が多数あったと思う今回ですが、 早苗さんの「泣いていいのは、トイレとパパの胸の中だけ」 という言葉にはジーンと来ましたね。 早苗さんはやはり子育てには何かと拘りを持っているんだなぁ・・・ と思った場面でした(´`*) 今後の展開も楽しみですね! |
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